アプリ開発ベンダーの比較軸を知ろう!
押さえておくべき10のチェックポイント【チェックシート付き】

アプリをつくる方法や、アプリ開発ベンダーを選ぶ際のチェックポイントについて全3回で解説する本連載。
第3回のテーマは「アプリ開発ベンダーを選ぶときの比較軸」です。
ベンダー選びで押さえておくべき10個のチェックポイントを解説します。
記事の最後にチェックシートがありますのでぜひ活用してください。

第1回:「まずはアプリの目的を明確に!アプリ制作の商談前に準備すべき4つのポイント」
第2回:「ECアプリをつくる3つの方法とは?それぞれの特徴とメリット・デメリット」

① 必要な機能やUIを実現できるか

フルスクラッチでアプリを作る場合、実装したい機能やUI/UXを実装できる開発スキルを持っている会社を選ばなくてはいけません。開発会社の実績(クライアントの事例)を調べれば、その会社のスキルがある程度は分かります。

アプリ開発プラットフォームを使うのであれば、「必要な機能を実装できるか」「イメージ通りのUI/UXを実現できるか」「ブランドイメージに合ったデザイン設定は可能か」について、プラットフォーム運営会社に確認してください。

② カスタマイズの可否

クラウド(SaaS)で提供されているアプリ開発プラットフォームは一般的にカスタマイズに制限がありますが、プランによってデザインをカスタマイズできる場合もありますし、オプション機能や外部ツールとの連携によって機能を拡張できる場合もあります。

③ 外部システムとのデータ連携の可否

アプリをマーケティングに活用する場合、顧客マスターデータやECサイトの購買データ、実店舗のPOS、基幹システムの在庫データなど、さまざまなデータとアプリを連携します。アプリ開発プラットフォームを使う場合は、外部システムとのデータ連携の可否を確認してください。

④ カスタマーサクセスの体制

アプリはつくって終わりではありません。アプリを活用して顧客との関係性を深め、売上アップなどにつなげていく必要があります。

アプリを使いこなすための研修やサポート体制はあるか。また、アプリを活用して売り上げを伸ばす施策のアドバイスを受けられるかなど、アプリ導入企業の成功を後押しするカスタマーサクセスの有無も、アプリ開発ベンダーを比較する際の重要なポイントでしょう。
アプリの機能説明などカスタマーサポートの支援はあってもカスタマーサクセスの支援はないという場合もありますので、アプリリリース後にどのような支援が受けられるか確認しておくと良いでしょう。

⑤ マーケティングデータの分析機能

アプリをマーケティングに活用する場合、各種指標の集計と分析を行うことが必要です。アプリのアクティブユーザー数やトラフィック、閲覧履歴、アプリ経由の購入実績、来店履歴など、マーケティングデータを計測し、それを分析できるアプリを作れるか否かは、アプリ開発ベンダーを選ぶ比較軸になります。

⑥ 料金体系

アプリ開発にかかる費用は、初期費用や月額基本料、トラフィックや売上高などに応じた従量課金、保守費用などがあります。自社の事業規模やアプリの利用目的に合わせ、最適な料金体系のアプリ開発ベンダーを選択してください。

⑦ セキュリティ体制

アプリに不具合が頻発したり、アプリから顧客情報が漏えいしたりすれば、企業イメージに深刻なダメージを負います。アプリ開発プラットフォームのセキュリティ体制を契約前に必ず確認しましょう。

⑧ OSのバージョンアップへの対応

アプリ開発プラットフォームを選ぶ際は、システムの仕様がiOSやAndroidのガイドラインに準拠していることはもちろんのこと、OSのアップデートに随時対応することも必須条件です。

⑨ サーバ環境

アプリが稼働するサーバのスペックは自社の事業規模に合っているか、サーバは共有か占有か、サーバが冗長構成になっているかなど、サーバ環境を確認しておきましょう。1つのサーバを複数の企業で共有していると、他社のトラフィックの影響を受ける場合もあるため注意が必要です。

⑩ 運用開始後のメンテナンス

アプリのメンテナンスやアップデート、トラブルが発生した際の緊急対応など、アプリ開発ベンダーによるサポート体制も重要なチェックポイントです。サポート対象の範囲や、サポートの料金も確認しておきましょう。

チェックシートで確認を

アプリに実装する機能やUIによって、アプリ開発の難易度や開発予算は大きく異なります。今回解説したチェックポイントを踏まえ、まずは「こんなアプリを作りたい」というイメージを描いてみてください。

もし、自分達だけでアプリの目的を整理しきれない場合には、アプリ開発ベンダーに相談してみるのも良いでしょう。なお、弊社はお客様がアプリを作る目的を明確にする段階からサポートし、アプリを作る目的から逆算して要件定義を行います。アプリ開発に不安や疑問がある方は、お気軽にご相談ください。

なお、記事で解説した内容をチェックシートにまとめました。アプリ制作にご活用ください。

アプリをつくる3つの方法と、アプリ開発ベンダーを選ぶ際のチェックポイント[全3回]

第1回:「まずはアプリの目的を明確に!アプリ制作の商談前に準備すべき4つのポイント」
第2回:「ECアプリをつくる3つの方法とは?それぞれの特徴とメリット・デメリット」
第3回:「アプリ開発ベンダーの比較軸を知ろう!押さえておくべき10のチェックポイント【チェックシート付き】」

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